犬が吠える理由・原因としつけ法。簡単トレーニングも紹介!
「愛犬が吠えるのって理由があるの?」
「愛犬が吠えるのをどうにかしたい…」
このページにたどり着いたあなたは、
一度は思ったことがあるでしょう。
他にも、
- 近所から苦情が来て困っている…
- 犬が吠える理由、原因って何…?
- 正直、犬が吠えるのがストレスになっている…
- インターホン(家のチャイム)が鳴るとギャンギャン吠える…
- 吠えるのをやめさせるトレーニング(しつけ法)を教えてほしい…
- 他の犬や飼い主さんに迷惑をかけ、申し訳ない…
- 犬って吠えるのが当たり前なの…?
そんなあなたのために、このページでは、
犬が吠える理由・原因や対処法(トレーニング、しつけ法)などを、
ご紹介しています。
ぜひ、正しい吠える理由としつけ法を知って、
「愛犬が吠えまくって困る…」という悩みとおさらばしましょう♪
≪目次≫
1.犬が吠える理由(原因)
2.吠える犬のしつけ方(トレーニング方法、対処法)
3.近所の苦情に対しては?
4.最後に
1.犬が吠える理由(原因)
普段は、可愛いワンちゃんですが、何かの「きっかけ」で、
ワンワン、ギャンギャン、吠えだしちゃうことってよくありますよね。
多くの飼い主さんは、その理由をちゃんと理解できていないために、
「また吠えだした…」と頭を抱えてしまうことも多いようです。
でも、ちゃんと吠える理由、原因を知ることができれば、
正しい対処法などもわかります。
まずは、理由、原因を知って、
少しでも犬が吠えることに対するストレスを減らしましょう。
ということで、早速、犬が吠える理由、原因についてお話していきます。
犬が吠える理由は、大きく分けて5つあります。
(1)ストレス
(2)警戒
(3)恐怖
(4)要求
(5)興奮
の5つです。
それぞれについて、見ていきましょう。
(1)ストレス
まずは、「ストレス」によって吠えているパターンがあります。
どういうストレスかと言いますと、大きく2つあって、
1つは、「運動不足」によるストレスです。
多くの飼い主さんは、毎日、ワンちゃんを散歩に連れて行っていますが、
たまに忙しかったり、面倒くさかったり、という理由で、
散歩がおろそかになってしまう飼い主さんもいるのです。
そうなってしまうと、犬としては、
運動不足になります。
犬は、基本的に動くことが大好きですので、
運動不足になることは「ストレス」なのです。
そのストレスによって、ワンワン、ギャンギャン、吠えてしまうこともあるのです。
2つ目は、「生活環境」によるストレスです。
普段過ごしている小屋であったり、ケージが、
衛生的にあまりよくない状態だと、犬はものすごくストレスを感じます。
犬は、実は、「きれい好き」な動物です。
本当はきれい好きなのに、そういった生活環境が汚い状態だと、
ストレスを感じ、それによって無駄に吠えたりしてしまいます。
また、衛生的には良かったとしても、
普段食べているものや飲んでいる水の質が悪いと、
それもストレスになったりすることがあります。
もちろん、全部、高品質にする必要はありませんが、
人間のご飯の「腐ったもの」を与えたりしていると、
それは犬にとっては実はストレスです。
なので、できる限り、犬にとって、
ストレスのない食事をとらせてあげることも大事です。
ちなみに、犬の健康面で私がおすすめしているものを
以下に紹介しておきます。
「何を与えたらいいかわからない…」という場合は、
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(2)警戒
次に考えられるのが、「警戒」によって吠えているパターンです。
何かしらに「警戒」すると犬は吠えだします。
この警戒についても大きく2つの視点で考えることができます。
1つ目は、「社会化」がされていない、ということです。
社会化とは、犬を「外界の刺激」に慣れさせることです。
知らない人や犬であったり、大きな物音、騒音、
車や自転車、家のチャイム(インターホン)、…などなど、
人間にとっては何でもないものでも、
犬にとっては初めての刺激であったり、慣れていない刺激なので、
そういったものにも「警戒」してしまうのです。
なので、早い段階で、こういった外界の刺激に慣れさせることは、
とても大事になってくるのです。
2つ目は、「縄張り意識」による「警戒」です。
犬は本能的に「縄張り意識」というものがあります。
自分の縄張りに、誰かしらが入ってくると、
自分の居場所を守ろうと、吠えだします。
これは本能なので、仕方ないのですが、
対処法もちゃんとあります。
対処法については、目次の2つ目、
「2.吠える犬のしつけ方(トレーニング方法、対処法)」
の部分でお話しします。
(3)恐怖
次に「恐怖」で吠えているパターンです。
これは、「警戒」とも少し似ているのですが、
若干異なる部分もあります。
恐怖によって吠えているパターンは例えば、
- 怖い経験や虐待などであったり、
- 病気や怪我で体が痛い時であったり、
- 知らない人が来て何かされるんじゃないか、と思ったり、
もちろん、これについては、
犬が「恐怖」に思っていることを、
「怖いことじゃないよ」と学習させることで、吠えなくなります。
どうやって「怖いことじゃない」と学習させるのか、については、
目次の2つ目でお話しします。
(4)要求
犬は、何かを要求するときに吠えることがあります。
これは、人間の赤ちゃんと同じです。
赤ちゃんは、おっぱいがほしい時やおむつを替えてほしい時などに、
泣いてお母さんに知らせたりしますよね。
それと同じで、犬も、
- おやつがほしい時
- 遊んでほしい時
- 散歩に連れてってほしい時
- ご飯がほしい時
- 飼い主と離れたくない時
- トイレに行きたい時
犬は吠えて知らせるのです。
(5)興奮
最後に、「興奮」して吠えてるパターンがあります。
これも人間で考えるとわかりやすいです。
例えば、私たち人間は、
ライブやコンサートに言って、
「キャーキャー」叫んだりする時ってありますよね。
それはなぜなら「興奮」しているからです。
好きな歌手やパフォーマーが出てきて、
「興奮」して騒ぐわけです。
犬もそれと同じで、大好きな飼い主が帰ってきたりすると、
もう抑えきれないくらい「興奮」してしまうのです。
それは、本当にただただ「興奮」しているだけです。笑
あと、もう一つほかの犬につられて吠える、
というのも「興奮」していると言えます。
他の犬が吠えだして、それにつられて、
吠えだすことってありますよね。
それも、他の犬が吠えているという「状況」「雰囲気」が、
興奮を誘うのです。
私たちも、お祭りに行ったりすると、
なんとなく興奮したりして、テンション高くなったりするじゃないですか。
それと同じ感覚ですね。
自分自身が興奮してなくても、周りが興奮していると、自分も興奮する。
そんな感じで犬も興奮して吠えることがあるのです。
2.吠える犬のしつけ方(トレーニング方法、対処法)
さて、犬の吠える理由、原因は大きく5つに分けられる、
ということは理解していただけたかと思います。
ここからは、
「じゃあ、どうやったら吠えるのをやめさせられるのか?」
ということについてお話していきます。
これについては、上記で説明しました、
5つの原因別に考えていったほうがわかりやすいので、
それぞれで見ていきましょう。
(1)ストレスが原因の場合の対処法
ストレスで吠えてる場合は、当たり前ですが
「ストレス」を取り除くことで吠えるのもおさまります。
具体的には、
「運動不足の解消」と「快適な生活環境を与える」
という2つをすることで犬はストレスを感じにくくなります。
運動不足の解消については、
毎日散歩に行ったり、あと、たまにドッグランなどに連れていき、
思いっきり自由に走り回らせる、ということも効果的です。
「快適な生活環境を与える」ということについては、
先ほども言いましたが、犬が過ごす場所を清潔に保ってあげるのと、
食事の質を最低限保つ、ということが大切です。
(2)警戒が原因の場合の対処法
次に、「警戒」によって吠えてるパターンですが、
この場合のトレーニングとしては、
「社会化」をすることと、
「縄張りを狭める」という方法があります。
「社会化」は、外界に慣れさせるということです。
これは散歩に連れて行ったり、あと、知らない人にも、
積極的に会わせたりすることでだんだんと慣れてきます。
最初は、警戒のあまり吠えてしまうと思いますが、
根気よく続けることで、だんだんと慣れていきます。
次に「縄張りを狭める」ということについてですが、
犬は、「自由に動き回れる範囲」=「縄張り」と解釈します。
なので、家で犬が自由に動き回れる範囲が広ければ広いほど、
縄張りも広くなるのです。
そして、その縄張りを侵されそうになると、
ギャンギャン吠えて守ろうとするのです。
なので、普段から自由に動き回れる範囲を狭めておけば、
犬が「自分の縄張り」と思う範囲も狭くなり、
その狭い範囲が侵されない限りは、吠えなくなります。
(3)恐怖が原因の場合の対処法
恐怖で吠えている場合のトレーニング法についてお話しします。
まず、虐待や病気、怪我などによる、恐怖については、
これは、
- 虐待しないでください
- 病気や怪我をしたら病院に連れて行ってあげてください
ただ、怖い「経験」によって吠えてるパターンもあります。
これは、警戒とすごく似ているのですが、
例えば、「知らない人」を警戒すると同時に「恐怖」に感じて
吠えていることもあるのです。
なので、これも「慣れさせる」ということで解決します。
よく顔を合わせる人などは、
犬に毎回話しかけてもらうなどして、犬にだんだんと慣れさせましょう。
(4)要求が原因の場合の対処法
次に「要求」によって吠えてる場合ですが、
これで有効なトレーニング方法としては、
「フォーマットトレーニング」というものがあります。
フォーマットトレーニングとは何かというと、
- アイコンタクト
- お座り
- 待て
これができると、どうなるかというと、
要求によって吠えだしたときに、例えば、
「お座り!」ということで、犬はピタッと吠えるのを、
やめたりするのです。
これは、「要求」という心理状態だったのを、
初期化して「いつもの心の状態」にしてあげるイメージです。
普段から上記の3つのトレーニングをしておくことで、
いざ「要求」によって吠えたときは、
すぐに吠えるのをやめさせることができます。
(5)興奮が原因の場合の対処法
最後に、「興奮」によって吠えてる場合ですが、
これはある意味仕方ない部分もあります。笑
だって、私たち人間も、
「興奮」してしまったら、騒ぎたくなっちゃいますよね。
ですので、なるべく興奮させないようにする、
ということしか言いようがありません。
ただ、これまで話してきた(1)~(4)のトレーニングを実施してもらえれば、
ワンちゃんも自然と興奮状態になることも少なくなってきます。
なので、とにかく、まずは、
犬の吠える原因別に(1)~(4)のトレーニングを試してみてください。
3.近所の苦情に対しては?
さて、ここまで読んでいただいたあなたは、
犬が吠えてしまう理由や対処法についてご理解いただけたかと思います。
しかし、それでも、
どうしても吠えてしまって、
近所迷惑になってしまうことも時にはあります。
そして、場合によっては、苦情になってしまうこともあります。
もし、近所から苦情が来てしまったときにはどうすればいいか、
という話をします。
結論を言いますと、たとえ
「うるさいよ、犬なんだからしょうがないでしょ!」と思ったとしても、
そこはグッとこらえ(笑)、
建前上、
「どうも、すみませーん。ちゃんとしつけておきますー。」
と笑顔で答えておきましょう。
正直、ここで反論してもただ近所トラブルになるだけですので、
そんなところにエネルギーを使わず、愛犬がお利口になるために
そのエネルギーを使うほうが賢明です。
なので、そういった苦情がもし来てしまった場合は、
「うるさいなー」という愚痴は家の中だけにして、
ぜひご近所さんとの関係は悪化させないようにしましょう。笑
4.最後に
いかがだったでしょうか。
犬が吠える理由(原因)と対処法(トレーニング、しつけ法)について、
ご理解いただけたのではないでしょうか。
このページの内容を知っただけでも、
犬が吠えることでのストレスはだいぶ軽減されるかと思います。
ただ、記事のボリューム上、
トレーニング法の具体例などについては、
あまり深くお話しすることはできませんでした。
こちらのページで、プロが教える
愛犬しつけ法についてご紹介していますので、
「もっと具体的に知りたい!」
「もっと確実に犬をお利口にしたい!」
という場合は、ぜひ、参考になさってください。
あなたのおうちのワンちゃんがお利口さんになって、
無駄吠えによるストレスがなくなることを祈っています。
このページがあなたのお役に立つものであるなら、
管理人としてこの上ない喜びです。
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